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第五回 上下水道、排水に関して

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中古物件取得にあたり、【水】の流れは気になる点ですね。当サイトに掲載されている物件には様々なパターンがあります。 この点は理解しづらい点かと思われます。特に今までマンションやアパート、比較的近代化された地域にお住まいだった方には ほとんど無縁なところですね。

水の流れと致しましては、皆様ご存知の通り蛇口から出て、排水口へと流れて行きます。その蛇口から流れる水は どこから来て、排水溝へと流れる水はその先どこへ流れてゆくのでしょう?

房総で販売される中古住宅では、いくつかのパターンがあります。

  • 公営水道から蛇口→排水口から本下水
  • 公営水道から蛇口→排水口から合併浄化槽を通ってU字溝
  • 公営水道から蛇口→排水口から合併浄化槽を通って蒸発散装置
  • 公営水道から蛇口→排水口から合併浄化槽を通って地下浸透
  • 公営水道から蛇口→排水口からU字溝+トイレは単独浄化槽を通ってU字溝
  • 公営水道から蛇口→排水口からU字溝+トイレは単独浄化槽を通って地下浸透
  • 公営水道から蛇口→排水口から地下浸透+トイレは単独浄化槽を通って地下浸透
  • 公営水道から蛇口→排水口からU字溝+トイレは汲取
  • 公営水道から蛇口→排水口から地下浸透+トイレは汲取
  • 井戸から蛇口→排水口から本下水
  • 井戸から蛇口→排水口から合併浄化槽を通ってU字溝
  • 井戸から蛇口→排水口から合併浄化槽を通って蒸発散装置
  • 井戸から蛇口→排水口から合併浄化槽を通って地下浸透
  • 井戸から蛇口→排水口からU字溝+トイレは単独浄化槽を通ってU字溝
  • 井戸から蛇口→排水口からU字溝+トイレは単独浄化槽を通って地下浸透
  • 井戸から蛇口→排水口から地下浸透+トイレは単独浄化槽を通って地下浸透
  • 井戸から蛇口→排水口からU字溝+トイレは汲取
  • 井戸から蛇口→排水口から地下浸透+トイレは汲取

特に排水口から先を簡単に解説いたします。

★本下水
生活排水水(キッチン、トイレなど全て)は処理場まで、そのままの状態で流れます。月々の下水処理費用が かかります。
★合併浄化槽
生活用水(キッチン、トイレなど全て)をバクテリアで分解し、浄化します。浄化された水は浄化槽の外へ 放出されます。年数回有料の点検が必要です。
★単独浄化槽
トイレ汚水のみを浄化します。浄化された水は浄化槽の外へ放出されます。キッチンや浴室、その他から流された 水は単独浄化槽を通りません。年数回有料の点検が必要です。
★汲取
いわゆるボットン便所と簡易水洗の形があります。敷地内に排出物を溜める枡があり、ある程度溜まると有料にて 汲取っていただく必要があります。

本下水の場合、流されたものは全て処理場まで運んでくれますので手間要らずですね。浄化槽が設置されている場合、 浄化された汚水が排出されますので、その処理が必要です。U字溝が設置されている場合、U字溝へと流されます。また、U字溝が無い場合、 蒸発散装置がついていればその場で蒸発させてしまいます。U字溝、蒸発散装置の無い場合、地下へ浸透させることとなります。 4人家族の場合、地質にもよりますが、70〜100坪程度の広さがあれば充分浸透させることが可能との事です。

井戸+浄化槽、この場合浄化槽から出た水がU字溝、あるいは蒸発散装置へと流れていれば良いのですが、浸透させている場合、 浄化させているとはいえ汚水を浸透させている土地から汲み上げた水が蛇口から出てくるという事になりますので、気になりますね。 東京都などの基準によれば、浸透させている地点から30m〜50m井戸が離れていれば問題ないとされておりますが、それでも気になります。 いっそ汲取りの方が良いのでは?という気さえしてきますが、千葉県環境センターにお聞きしたところ、実際は地下に浸透させることに よって浄化されますので、50m前後掘った井戸であれば影響はないとのことでした。

また、最近の合併浄化槽では浄化された汚水でめだかが飼えるほどきれいな水に浄化されるとの事です。単独浄化槽ではそこまでの 性能のものはありません。

気に入った物件を調査したところ、井戸+浄化槽+地下浸透だった時、残念!とあきらめてしまっていた方も多いものと思われます。 例えば設置されている浄化槽を新しい物に変え、蒸発散装置をつけることで地下浸透を防ぐことは可能です。蛇口から出てくる水をきれいに する浄水器も性能の良いものがどんどん発売されております。場所によっては公営水道を引き込むことも可能です。物件をあきらめる前に 一度調査をしてみる価値はあるかもしれません。

それでも、今まで浸透させていた土地に抵抗があると言う方はいらっしゃると思われます。まずはその物件がどのような形で排水されて いるか、しっかりと調べた上で検討をすることが必要ですね。

また、汲取の物件に浄化槽を設置することはできます。汲取は、枡に亀裂などが無い場合、他に漏れることはありません。